恋の歌をバカにするのが通の嗜みらしいけど あんなに素敵な気持ちを何故 歌わないのか僕には分からない

例えばの話。

 

一年前に

好きな人と餃子を食べた。

公園で線香花火をした。

 

一年後の今日は、

仕事以外で誰とも話すこともなく、

終電近くで帰宅し、

買った来た弁当を食べ、

シャワーを浴びて眠りにつく。

ここ最近のいつもの1日。

少しさみしいけど、ここ最近のいつもの1日。

 

でも、

一年前の今日、

好きな人と餃子を食べた。

公園で線香花火をした。

 

その記憶がある。

思い出す。

すると何でもなかった今日が、

ほんの少しだけ鮮やかに見える気がする。

 

体内がヒリヒリしても、

不安と怖さで押しつぶされそうになっていても。

そういった記憶が引き繋いでくれるときがある。

 

ダサい魂にはなりたくないから、

負けそうでもくじけそうでも泣きたくてもカッコ悪くても、

生きねば。

 

好きな人と笑いあえる毎日を。

例えばの話。

 

 

 

 

 

今日は何とか朝一瞬だけでも帰りたい。